松江城

城下町松江のシンボル、松江城。
全国で現存する12天守のうちの
ひとつで、唯一の正統天守とも
言われています。

松江城は、松江開府の祖堀尾吉晴が
1607年から5年の歳月をかけて、
1611年に完成させました。

1634年からは堀尾氏に替わって
京極忠高が松江城主となります。
三の丸を造営し、松江城の全容が
完成します。

京極忠高は、幕府直轄領であった
石見銀山の監督権を与えられるなど、
歴代松江藩主のなかで
最大の領地を治めますが、
1638年に病死し、京極氏は
1代で幕を下ろします。

同年、徳川家康の孫、松平直政が
信濃松本より18万6千石で入城し、
出雲国松江藩初代藩主に。

これ以降、松江城は
松平氏10代の居城として
明治維新まで続きました。

明治になると、廃城令が公布されます。
城内の建物はことごとく取り壊され、
天守閣も180円で落札されてしまい、
松江城は存続の危機に陥ります。

しかし、出東村の勝部本右衛門、
高城権八らに買い戻されたため、
取り壊しは中止となり、
現在、山陰地方で唯一の天守が
今に残っています。

全国に現存する天守の中で
平面規模は2番目、高さは3番目、
古さでは5番目です。
2015年に国宝に指定されました。

石垣

松江城の石垣は、
自然石や割石を積む
「野面積み」と
石切り場で切り出した石を
平坦な面の角を加工して
合わせやすくした
「打ち込み接」の
2つの石積み手法が使われています。

松江城の野面積みは
「牛蒡積み」といい、
石の大きい面を内側に
長く押し込む方法を採用しています。
石垣で最も頑丈な積み方と
されています。

5年間の築城工事のうち
全体の半分以上の3年間は
石垣に費やしました。

大阪から石工を、
大津市坂本町穴太から
石垣の築成に優れた技能を持つ達人、
穴太衆(あのうしゅう)を招き、
石垣を構築しました。



地階(穴蔵の間)

地階は、籠城用生活物資の貯蔵倉庫で、
穴蔵の間と呼ばれ、飲み水や塩などが
備蓄されていました。


また柱には、模擬札を使った祈祷札の
打ち付け位置が再現されています。

かつて松江城は、正確な築城時期が
不明で、特定できなかったため、
国宝に指定されませんでした。

しかし、「慶長拾六年正月吉祥日」などと
書かれたこの祈祷札が
松江神社で見つかり、
ここ地階にある柱のくぎ穴の場所が
祈祷札と一致したことから、
この松江城が慶長16年(1611年)に
建てられたことが証明され、
国宝に指定されました。


桐の階段

板の厚さは約10cm、階段の幅は1.6mで
1階から4階の各階の間に
設けられています。

敵が攻めてきた際に、階段を引き上げて
敵を上階に登らせないために、
また、防火防腐のために
桐が使われています。

他の城では見られない
とてもめずらしい階段です。


包板(つつみいた)

天守にある総数308本の柱のうち、
130本の柱は、鎹(かすがい)や
金輪(かなわ)で留められています。

松江城が築城されたころは、
全国各地でお城が建てられていたため、
木材が不足していました。

割れ隠しなど不良材の体裁を
整えるために、このようにして
柱を立てていたと考えられています。

 

石落とし

2階の四隅と東・西・北壁には、
幅が広い穴が開いています。

これは「石落とし」と
呼ばれる仕掛けで、
天守に近づく敵に石を落として
攻撃するために設置されており、
外からは発見しにくい構造に
なっています。

石落としの形状は、
袴腰型・戸袋型・出窓型の
3種類がありますが、
松江城は袴腰型です。

袴腰型の石落としは、
1階にあることが多いですが、
松江城には2階にあります。

 

天守最上階は、松江の町並みを
一望できる絶景スポットです!

最上階の南側からは、
宍道湖を見ることができます。

 

 

 

 

 

 

 


施設情報

年中無休

本丸開館時間

期間 開門時間
4月1日~9月30日 午前7時~午後7時30分
10月1日~3月31日 午前8時30分~午後5時


登閣時間

期間 開門時間
4月1日~9月30日 午前8時30分~午後6時30分(登閣受付は午後6時まで)
10月1日~3月31日 午前8時30分~午後5時(登閣受付は午後4時30分まで)


登閣料
※( )内は、30名以上の団体料金

区分 料金
大人 680円(540円)
小人(小・中学生) 290円(230円)
外国の方 340円 小人は140円



松江城公式サイト


松江城へのアクセス

松江駅からバスで約10分

1番のりばから
北循環線外回りに乗車
松江城県庁前下車 210円 徒歩8分

2・3・6番のりばから
松江城県庁前経由便に乗車
松江城県庁前下車 170円 徒歩8分

7番のりばから
ぐるっと松江レイクラインに乗車
松江城大手前下車 210円 徒歩6分

松江しんじ湖温泉駅から徒歩で
約20分 バスで約5分

1番のりばから
北循環線内回りに乗車
松江城県庁前下車 210円 徒歩8分

1・2・3番のりばから
松江城県庁前経由便に乗車
松江城県庁前下車 160円 徒歩8分

山陰自動車道 松江西ICから
車で約5㎞ 約7分




松江城から出発

☆松江城から一般路線バスで
移動する際は、「松江城県庁前」
バス停よりも「県民会館前」
バス停の方が発着する
バスの便が多いのでおすすめです。

※レイクラインをご利用の方は、
「松江城大手前」または、
「大手前堀川遊覧船乗場」
バス停から、
松江境港シャトルバスを
ご利用の方は、
「松江城大手前」バス停
からご乗車ください。

松江城周辺のバス停の地図はコチラ

松江城周辺の観光名所