興雲閣

松江城山内にある興雲閣
(こううんかく)は、
松江市が明治36年(1903年)に
松江市工芸品陳列所として建てられた、
県内に残る数少ない明治建築の洋館です。

当初は、明治天皇の山陰巡幸の際の
行在所に充てるために建設されましたが、
日露戦争勃発により明治天皇の行幸は
実現しませんでした。

明治40年(1907年)に皇太子嘉仁親王
(のちの大正天皇)が行啓し、
ご宿泊所として使用されました。

木造2階建てのこの建物は、
装飾・彫刻を多く用いた華麗な 造りで、
明治期の擬洋風建設の
特徴をよく表しています。
玄関は車寄せ(ポーチ)になっています。

1階は誰でも無料で入館できます。
展示室やカフェがあります。


 

2階大広間は有料で貸切使用できます。

最大収容人員…150人
基本料金…1時間あたり2,182円(税込)
利用状況により割増料が加算されます。
※大広間貸切使用中は
観覧できない場合があります。


また、天気のいい日には、
2階のベランダが解放されており、
ここから松江の町並みを
眺めることができます。



施設情報

年中無休

開館時間

4月1日~9月30日
午前8時30分~午後6時30分 (最終入館時刻は午後6時15分)
10月1日~3月31日
午前8時30分~午後5時 (最終入館時刻は午後4時45分)

入館無料

 

興雲閣 公式サイト