塩見縄手

塩見縄手は、小泉八雲旧居を始めとした
武家屋敷風の建物が堀に面して連なる
松江で最も城下町らしい
佇まいを残す道です。

松江開府の祖、堀尾吉晴が
松江城を築城する際に、
城地の亀田山と北側の赤山を
掘削して造られました。

松江市の伝統美観地区に指定され、
昭和61年には「日本の道百選」にも
選出されました。


「縄手」とは、縄のように
一筋にのびた道路のこと。

かつてこの通りの
武家屋敷に住んでいた
松江藩中老「塩見小兵衛」が
栄進したことから、
この道は「塩見縄手」と
呼ばれるようになりました。

塩見縄手には二百石から六百石程度の
中級武士の家、中屋敷が並んでいました。

現在は舗装され、バスも通れる道ですが、
昔は駕籠や大八車がやっと通れるほどの
狭い道だったそうです。


また、塩見縄手には小泉八雲記念館や
小泉八雲旧居、武家屋敷といった
観光施設が充実しています。



塩見縄手 観光施設案内


ハートのくぐり松

塩見縄手の堀川沿いには
松並木が並んでいます。
このうち2本の松は、
歩道にアーチを架けるように
生えています。


出雲そば処「八雲庵」の
すぐ前に生えている松は、
枝を切ったところの形が
ハートの形をしていることから、
「ハートのくぐり松」と呼ばれており、
縁結びスポットとなっています。


記念撮影におすすめです。

出雲そば


(写真は、「神代(かみよ)そば」の
「割子そば」。)

出雲地方を代表する
郷土料理「出雲そば」。

出雲地方の蕎麦文化は、江戸時代初期に
信州松本藩から移ってきた
松江藩・松平家初代藩主「松平直政」が、
信濃から蕎麦職人を連れてきたことが
始まりとされています。

その後、7代松江藩主の
「松平治郷」(不昧公)が
蕎麦が大好物だったことから、
松江の庶民の間でも
蕎麦を食べる文化が広がりました。

出雲そばには
写真の「割子そば」と
「釜揚げそば」の
2つの食べ方があります。

割子そばは、
3段に重ねられた丸い器に盛られた
冷たいお蕎麦です。

もりそばやざるそばなどの
冷たいお蕎麦は、
薬味を入れたつゆに
蕎麦をつけて食べるのが
一般的ですが、
割子そばはその逆で、
器の中のそばに薬味をのせて、
その上からつゆを直接かけて食べます。

一段食べ終えたら、
残ったつゆや薬味を
次の段の蕎麦にかけて食べるというのも、
この割子そばならではの食べ方です。

一方、釜揚げそばは、
ゆでた蕎麦を水洗いせずに
そのままそば湯と一緒に器に入れて、
薬味をのせて食べる温かい蕎麦です。

松江発祥の割子そばに対し、
釜揚げそばは、
出雲大社周辺が発祥とされています。
神在月の旧暦10月に
出雲地方の神社で執り行われる
「神在祭」の際に、
神社の周りに出ていた屋台で
振舞われていたことが
始まりとされています。

塩見縄手周辺には、
有名なお蕎麦屋さんや
蕎麦を提供している飲食店が多くあり、
気軽に出雲そばを
堪能することができます。
ぜひ、松江・出雲地方が誇る
美味しい蕎麦を
味わってみてください。


松江城を観光する際は、この塩見縄手に
立ち寄ってみてはいかがでしょうか。





塩見縄手へのアクセス

松江駅からバスで約15分 

2番のりばから
大学・川津行きに乗車
塩見縄手 下車 200円

7番のりばから
レイクラインに乗車 
塩見縄手 下車 210円

松江城から徒歩で約10分


塩見縄手から出発