カラコロ工房


カラコロ工房は、お抹茶体験や
和菓子作り、蕎麦打ち、
八雲塗の絵付けなどの
松江の伝統・文化・歴史・自然を、
松江を愛する地元の職人、
スペシャリストである
「おせわさん」のガイドと共に
体験できる工芸館です。

※「おせわさん」による各種体験は、
予約が必要です。
詳細は、おせわさんの公式サイト
ご確認ください。

もともとこの建物は、
昭和初期に建てられた
「旧日本銀行松江支店」でした。

その後、銀行は移転。
建物を取り壊す計画が出されましたが、
歴史的建造物であることから
市民による保存運動が展開され、
2000年に「カラコロ工房」として
リニューアルオープンしました。

名前の「カラコロ」は、
松江を愛した文豪・小泉八雲が、
当時木製の橋だった「松江大橋」を
人々が渡る時の
下駄の「カラコロ」という音に、
深く心ひかれたという
エピソードから名づけられました。




地下金庫室


地下には、旧日銀時代に
使用されていた金庫が
残っています。

現在は、ギャラリーとして
利用されており、
「本物のアート」に
触れる場所、発表する場所として、
様々な展示会が開催されています。


ピンクのポスト

「カラコロフードホール」には、
ピンク色のポストがあります。
元々は松江城山内の郷土館「興雲閣」前で
利用されていたもので、
現在はピンク色に塗られて
ここ、カラコロ工房に移転しています。

興雲閣(こううんかく)前に
設置されていたことから、
「興雲」と「幸運」を掛けて、
幸運を招くポストとされ、
大人気な縁結びスポットになっています。

このポストと写真を撮ると、
幸せになれるとされていて、
そして、このポストから手紙を送ると、
受け取った人にも
幸運が運ばれるといわれています。


カラコロフードホール

館内1階のテラスは、
松江のご当地グルメや
地元島根の食材を使用した料理、
地元のお酒が楽しめるお店が集まる
「カラコロフードホール」です。

松江おでん

松江は、人口当たりのおでん屋の数が
全国でトップクラスに多い
「おでんの街」です。

松江に茶の湯文化や
蕎麦文化(出雲そば)を広めた
松江藩松平家 7代藩主・
松平治郷(不昧公)が
京都で流行っていたおでん
(今出川豆腐)を
松江に持ち帰ったことで、
松江の庶民にも
「おでん文化」が広まったそうです。

具材が大きく、
セリや春菊、水菜などの
葉物を使用するのが
「松江おでん」の特徴です。

セリが旬を迎える年末年始の時期には、
地元、松江市黒田町周辺で
栽培されているセリ「黒田セリ」を
入れたおでんを楽しむ家庭も多いです。

松江には、年中おでんを味わえるお店が
数多くあります。


カラコロ工房の
フードホールにある居酒屋
「松江おでんと鉄板の店
ごよう松」では、
定番の大根やゆで卵、竹輪をはじめ、
セリ(冬季限定)や春菊、
水菜などの様々な具材の
「松江おでん」が楽しめます。

おでんの具材がたっぷり入った
おでんの出汁のご飯
「おでん飯」も絶品です。

また、他にも、
おでんの出汁で作った
カレーうどんや
おでんのお好み焼き
「おでん焼き」など、
様々な創作おでんを
味わうことができます。


写真は、おでんの出汁で作った
カレーうどん。

おでんの街・松江には、
「松江おどん」という
ご当地グルメがあります。
「おどん」とは、
おでんの出汁や具材を入れた
うどんのことで、
あご出汁や島根県産の食材を
使用するのが特徴です。

「松江おでんと鉄板の店
ごよう松」では、
この「松江おどん」を
カレーうどんにアレンジして
提供しています。

フルーティーなカレーに
おでんの出汁が
しっかり効いていて、
とても美味しいです。

おでんは、テイクアウトにも
対応しており、
フードホールのテラスのテーブルで
食べることもできます。

カラコロ工房にお越しの際はぜひ、
お立ち寄りください。


松江おでんと鉄板の店
ごよう松
店舗情報

【営業時間】

15:00~22:30

※火曜日は、
ちょっとのつまみを用意した
「ちょい飲みごよう松」。
17:00~20:00の特別営業

【定休日】

月曜日

公式Instagram

「カラコロフードホール」
特設サイト

カラコロ工房 公式サイト


 



カラコロ工房へのアクセス

松江駅からバスで5~10分

2・3・6番のりばから
京橋経由便に乗車
京橋 下車 約5分 170円

7番のりばから
ぐるっと松江レイクラインに乗車
京橋 下車 約10分 210円

松江城から徒歩で7分


カラコロ工房から出発