熊野大社

熊野大社は、出雲大社と共に
出雲国一宮として古くから
崇拝されている神社です。
祭神は、ヤマタノオロチを退治した
伝説を持つ、素戔嗚尊
(スサノオノミコト)で
火の発祥の神社とも言われています。

鑚火殿(さんかでん)

この鑚火殿の中には発火の神器である
燧臼(ひきりうす)と
燧杵(ひきりきね)が
大切に保管されており、祭りや神事の際に
神聖な神火を起こすのに使用されます。

また、毎年10月15日に行われる
「鑚火祭」では、11月23日に
出雲大社で行われる
「古伝新嘗祭」に使用する神聖な火を
起こすために、この燧臼と燧杵を
授け渡す儀「亀太夫神事」が行われます。

熊野大社の下級神官である亀太夫が、
出雲大社が納める餅の出来栄えに
難癖をつけるというおもしろい神事です。

 

熊野大社 公式サイト

ゆうあい熊野館


熊野大社のそばには、
広々とした大浴場や露天風呂で
日帰り温泉が楽しめる温泉宿泊施設
「ゆうあい熊野館」があります。

露天風呂は、日本庭園をイメージした
岩風呂と大理石風呂の二種類。
筋肉痛・関節痛・腰痛・冷え性
・疲労回復などの効能があります。

また、客室は和室が8部屋
・洋室が12部屋の計20部屋あるほか、
出雲名物「出雲そば」や
地元の食材を使った四季折々の
料理が楽しめる食堂
「お食事処くまの」、
地元の加工品やお茶などの
特産品販売コーナーも併設しています。

ゆうあい熊野間 施設情報

【温泉営業時間】
10:00~21:00
(受付終了20:30)

【温泉利用料金】
大人410円
小人200円

【定休日】
火曜日

ゆうあい熊野館 公式サイト




安分亭 あんぶんてい
野菜とジビエ、たまにお蕎麦。


熊野大社の駐車場に隣接している
八雲町付近で捕獲された
イノシシのお肉と、
地元で採れた新鮮野菜を
使用した料理が楽しめる
「地産地消レストラン」です。

熊野大社がある松江市八雲町は、
野生のイノシシによる
農作物の被害が多いことから、
町内にイノシシ専用の
解体施設を建設し、
捕獲されたイノシシを
食肉加工しています。

この施設で加工された
イノシシの肉を
「やくも猪舞」というブランド名で
地元の特産品として販売し、
駆除されたイノシシの命を
地域資源として、
地元経済の発展に
有効活用しています。

このお店では、猪肉を使用した
焼肉定食やコロッケ、
週替わりの猪肉メニューなど、
様々な「猪肉料理」を
味わうことができます。

写真は、人気の定番メニュー
「そぼろごはん」。
猪肉特有の臭みがなく、
甘辛い味付けでとても美味しいです。

また、八雲町の観光案内や
特産品の販売もされています。
熊野大社を参拝される際はぜひ、
お立ち寄りください。


安分亭 あんぶんてい
野菜とジビエ、たまにお蕎麦。
店舗情報

【営業日・時間】
金曜日・土曜日・日曜日の
11:00~15:00

公式サイト

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熊野大社へのアクセス

松江駅から
4番バスのりばから八雲行きに乗車
終点 八雲車庫
(八雲バスターミナル)下車
約20分 440円

八雲バスターミナルで
八雲コミュニティバスに乗り換え

八雲コミュニティバス
熊野線・平原線に乗車
約15分 200円(高校生以下は100円)

八重垣神社から車で約15分


熊野大社から出発