松江歴史館

 

松江城の東に隣接する松江歴史館。

松江城の国宝指定の決め手となった
「祈祷札」や
堀尾三代、京極一代、松平十代の
松江の系譜、
庶民の暮らし、産業、祭事、
食文化などの
松江城の築城から現代までの
城下町松江の歴史や文化を
資料展示や映像、模型、
書割、切り絵などで
紹介しています。

また、体験イベントや企画展を開催するほか、
天守を借景した日本庭園、伝利休茶室、
家老屋敷を備えており、
和菓子とお茶が味わえる喫茶「きはる」、
オリジナルグッズ満載のショップ
「縁雫(えにしずく)」も
併設しています。

喫茶きはる

松江歴史館内にある茶房
「喫茶きはる」では、
松江城や日本庭園を眺めながら、
渋みが少なく、香りが良い
島根県産の抹茶を、
現代の名工「伊丹二夫」氏による
創作上生菓子とともに
味わうことができます。

京都、金沢とともに
日本三大菓子処・茶処で有名な松江。

江戸後期を代表する大名茶人、
松江藩松平家七代藩主
松平治郷(不昧公)が広めました。

不昧公は自ら「不昧流」と呼ばれる
茶道観を確立させるほど、
お茶と和菓子を愛していました。

不昧公が愛した器や和菓子は
「不昧公御好み」として、
現代の松江にも受け継がれています。

伊丹先生が創作される上生菓子の中には、
季節のお花や行事をテーマにした、
期間限定のお菓子があります。

春には松江市の花「椿」の
上生菓子が登場。

松江城の西側にある「椿谷」は、
様々な種類の「ヤブツバキ」が
群生していることから、
「日本三大ヤブツバキ群」の
一つとされており、
毎年春には、公園内が
赤色や白色の美しいお花で
鮮やかに彩られます。


夏には「朝顔」や「向日葵」。
(暑い夏には、冷たーい「冷抹茶」が
おすすめ!!)


10月の「ハロウィン」シーズンには、
お化けカボチャ
「ジャック・オー・ランタン」。
「和菓子の街」松江ならではの
かわいいハロウィンのお菓子です。

また、この時期には「紅葉」を
テーマにした上生菓子も登場します。


12月には、かわいい
「サンタさん」の上生菓子!!
「クリスマスツリー」の
和菓子も登場します。


※期間限定の和菓子は、
内容が変更になる場合があります。
和菓子は、お持ち帰り
(テイクアウト)も可能です。

また、そのほかにも、
抹茶パフェや抹茶クリームソーダ、
ぜんざいなどの様々な
「和スイーツ」が楽しめます。


「抹茶と和菓子のセット」に
次ぐ人気メニュー
「抹茶クリームソーダ」。
とっても甘いので、
抹茶が苦手な方や
お子様にもおすすめです。

シュワシュワの炭酸と
冷たーいバニラアイスが
美味しい、
暑い夏の日の休憩に
ピッタリのクリームソーダです。


秋から春にかけての
寒い時期には、
「ぜんざい」もおすすめです。

「ぜんざい」の発祥は、
松江市の佐太神社で、
神在月に執り行われる
「神在祭」の最終日の神事
「神等去出(からさで)神事」で、
神前に供えていたお餅と小豆を
使用して作る小豆雑煮
「神在餅」(じんざいもち)が
由来とされています。

写真は、「抹茶ぜんざい」。
島根県産の濃厚な抹茶の中に、
紅白の白玉団子と
たっぷりの粒あんが入っています。

ほろ苦い抹茶と粒あんの
甘さがよく合い、
とても美味しいです。

松江の「茶の湯文化」と
出雲地方の名物「ぜんざい」が
融合した、この街ならではの
絶品スイーツです。

松江歴史館に来館された際はぜひ、
ここでしか味わえない、
見た目も楽しい松江の
和のスイーツをご堪能ください。

喫茶きはる 公式サイト


施設情報

【開館時間】
9:00~17:00
※展示室への最終入場時刻は閉館30分前

【休館日】
・月曜日(祝日の場合は翌日)
・年末年始(12月29日~1月1日)
※企画展の日程などによっては、
変更となる場合があります。

【観覧料】
(展示室以外は無料)

基本展示

大人 510円(団体 410円)
小・中学生 250円(団体 200円)

※企画展示は、展示ごとに金額が異なります。
基本展示と企画展示のセット券もあります。
団体料金は20名以上

松江歴史館 公式サイト

松江歴史館へのアクセス

松江城から徒歩8分

 

松江歴史館から出発